アジリティー・OPDES(チームテスト)JKC訓練試験Explanation

AGILITY


Explanation of the agility

アジリティーは簡単に言ってしまえば犬の障害物競走です。ハンドラーと犬がチームになってジャッジによって作られたコースを障害物をクリアしながら走ります。大会を行っている団体によってルールや障害が多少異なりますが、犬の肩の高さによってジャンプの高さや制限時間が変わります。

アジリティーはイギリスで馬術競技を元に作られた犬の競技です。
ハードル、ロングジャンプ、トンネル、ソフトトンネル、壁障害、スラロームなどと呼ばれるいろいろの障害を決められた順番の通りにクリアしてタイムを測定します。
犬がスムーズに障害に向かわないときは拒絶となりバーを落としたりすれば失敗となります。
また、Aフレーム、ドッグウォーク、シーソーなどはコンタクト障害と呼ばれ、コンタクトゾーンを必ず踏まなければ失敗として減点対象となります。
標準タイムを超えると超えた分に応じて減点され、制限時間を超えてもクリアできなければ失格となります。

犬は各障害を様々に配置されたコースを走り抜けます。
競技のときは、各種目の開始前に一定時間を見分時間とし、ハンドラーのみがリンクに入ってコースの確認を行います。
どこからどのように犬に指示を送り出すか、コース攻略を考える時間です。
最短の時間で正確に失敗なく走らせることができるよう、与えられた5〜10分くらいの時間内にコースに応じたハンドリングを考えます。

犬とハンドラーの間に固い絆がなければスピードを引き出し且つ正確にコントロールすることができないのです。
自分の犬が可愛いと思うとき、心の通い合いを私たちは求めます。アジリティーでコースをクリアできるということはその絆の証明なのです。これが犬を愛する人たちの間に急速にアジリティーが広まった要素だと思います。

初めは競技の途中でハンドラーから離れてどこかへ遊びにいっていた子も、チャレンジを重ねることによって気持ちよく最後まで完走する事ができるようになるのです。ハンドラーと犬との息がぴったり合い、ともに風を切りながらゴールしたときの爽快感がお互いの絆をより深めるのだと思います。

To play a game
アジリティー競技会には犬種を問わず参加できますが、18ヶ月に満たない犬、シーズン中の雌犬、人や他の犬に対して狂暴な犬、怪我や病気をしている犬は参加できません。
犬の肩の高さを書き込む欄があり、2歳を越えた犬は2人のジャッジから別々の日に測定を受け、それによってジャンプの高さが決定されます。(I犬の肩の高さを書き込む欄があり、2歳を越えた犬は2人のジャッジから別々の日に測定を受け、それによってジャンプの高さが決定されます。2歳に満たない犬は測定値はかきこまれず、競技会の度に肩の高さを測定してもらわなければなりません。2人のジャッジの測定値が異なり、ジャンプの高さが変る場合は3人目のジャッジの測定を受けなければなりません。2歳を越えた犬で2人または3人のジャッジによってジャンプの高さが確定した犬は次回の競技会からは測定を受ける必要はありません。

I、2歳を越えた犬は2人のジャッジから別々の日に測定を受け、それによってジャンプの高さが決定されます。2歳に満たない犬は測定値はかきこまれず、競技会の度に肩の高さを測定してもらわなければなりません。2人のジャッジの測定値が異なり、ジャンプの高さが変る場合は3人目のジャッジの測定を受けなければなりません。2歳を越えた犬で2人または3人のジャッジによってジャンプの高さが確定した犬は次回の競技会からは測定を受ける必要はありません。

An obstacle

      

 障害物はいくつかのカテゴリーに分類する事ができます。コンタクト、トンネル、ハードル、ウィーブポール、ポーズ、タイヤです。

 Contact Obstacle : シーソー・Aフレーム・ドッグウォーク・クロスオーバー  

 Tunnel : シュート、フレキシブルトンネル

 Hurdle : シングル、ダブル、スプレッドバージャンプ、ロングジャンプ、バレルジャンプ

 Weave Pole : ウィーブポール(5本〜12本)

 Pause Obstacle : ポーズテーブル、ポーズボックス

 Tire Jump : タイヤジャンプ

ドッグウォーク (歩道橋)

ドッグウォークは約30センチ幅の細い橋状の障害。

幅は 30〜40cm 長さは各部分とも 360〜420cm
高さは 120〜135cm
コンタクトゾーンは90cm
Aフレーム

A文字の形の障害、高さはラージクラスで2メートル前後、二枚の板の交差角度は90度、スモールで120度。
幅は頂上で90cm 底辺で115cm
高さは スタンダード180cm ミニ170cm
長さ270〜320cm 角度は90度 
コンタクトゾーンは約1m

スラローム(ウイーブ)

スラロームは通常12本のバーを左右交互に通り抜ける障害。エントリーは1本目と2本目の間を右から左に抜けるように入り、後はジグザグに進んで行く

高さは100cm 棒の間隔は50〜65cm

シーソー

シーソーは文字通り子供の遊具のように動作する障害。コンタクトオブスタクルでは最低1本の足が赤色のコンタクトゾーンを踏まなければならない
板の幅は30〜40cm 高さは60〜70cm 長さは365〜425cm
コンタクトゾーンは90cm

ハードル
コースの中では一番多く置かれるものでしょう。まずはこれを飛び越えることからアジリティは始まります。
幅は120cm
高さはミニクラス30〜40cm スタンダードクラス55〜65cm
トンネル
蛇腹状になっているものをUの字に曲げて設置したり、真直ぐに伸ばしてAフレームの下を通 し
直径は約60cm  長さは約306cm
ロングジャンプ
幅跳びのようなものです。
ロングジャンプはラージでは120センチに及ぶ幅跳び、板の上を歩くいたり斜めに飛びぬけたりしてはだめ。
幅は120cm
距離はミニ60〜75cm スタンダード120〜150cm
タイヤジャンプ
タイヤは輪の中を跳びぬける障害
タイヤの大きさ 直径38〜60cm
内円中心までの高さはミニ55cm スタンダード80cm

ソフトトンネル
アーチ型をした固い部分から、布でできた部分に変わっていくトンネル。ソフトトンネルは布状のトンネルです。
入り口の部分は幅が60〜65cm 高さ60cm 長さ80cm 
布の部分が約3m程


A competition
アジリティーは減点方式で競技会での順位が決まります。減点にはコースでの減点(コースフォルト)と時間による減点(タイムフォルト)があります。コースフォルト:ジャンプのバーを落とす、コンタクトゾーンをミスする、コースを間違える、ハンドラーが犬に触れる、ハンドラーが障害物に触れる等、その重要度によって5点、10点、20点の減点から失格迄があります。犬が出場するクラス(レベル)によって減点方法は異なります。タイムフォルト:コースの距離、難易度によってジャッジがSCT(スタンダードコースタイム)を決定し、出場者はその制限時間内にラウンドしなければなりません。オーバータイムは一秒に付き、1点の減点になります。クラスが上に行くにしたがって時間は短くなります。タイトルを取る為のクオリファイラウンドとは減点が0(コース・タイム共に)のラウンドの事をさします。競技会のクラスはスターター・アドバンス・マスターの3つのレベルに分けられています。犬達は最初は全てスタータークラスから競技を始め、ADCのタイトルを取るとアドバンスクラスへ、AADCのタイトルを取るとマスタークラスへ其々進む事が出来ます。其々のクラスではレギュラーの他にベテランクラス(7歳以上)及びスペシャルクラスが設けられていて、Aフレームとジャンプ類が1段階低く設定されています。またベテランクラスはレギュラークラスより長いスタンダードコースタイムが与えられます。



OPDES チームテスト

「犬と飼い主」の認定試験 犬の社会化試験(チームテスト)

近年、日本におけるペット事情も急激に変わりつつあります。
急速な愛犬飼育人口の増加、人生の伴侶としての愛犬の普及に伴い、ペットと泊まれるペンション、ホテル、海岸近くのレストランや街中のカフェではペットと一緒にひと時をくつろげる所などがますます増え、ペットと暮らせるマンションや公共住宅等も増え、愛犬家にとってはとても豊かさや幸せ感を感じるようになってきました。
しかし、それに伴い様々な犬に関係したトラブも発生していることも現状です。例えば、犬を飼育している人とそうでない人との間の集合住宅でのマナーや公園等での飼い主のモラルを問われた問題や、ドッグランやドッグカフェならびに愛犬と一緒に泊まれるホテルなどではマナーが悪化し、果てはマナーを守らない愛犬家しか集まらなくなってしまったというような悲惨な現象さえおきているようです。
犬を飼っていない人の中で犬嫌いになってしまっている原因の大半は、「犬が嫌いなのではなく、犬を飼っている人が嫌い!」ということも言われております。このまま進むといつまでも犬は社会に認めらえず、愛犬家としても豊かで幸せなドッグライフをエンジョイすることさえできなくなってしまうことに繋がります。
そこで、私たちは犬と人との共生を考慮に入れた犬の社会化試験(チームテスト)を導入し、急速に増加する愛犬家と共に、人間社会に於ける飼い主と愛犬とのコミュニケーションやモラルのあり方の基準を打ち出し、全国規模で統一実行し、普及させることで、犬と飼い主がより社会に認められ、様々な公共の施設や交通機関などで愛犬と共に豊かで幸せなドッグライフがエンジョイできる環境を整備していきたいと考えています。
日本全国にチームテストの輪が広がり、チームテストの基準をクリアーした犬と愛犬家が、どのような場所でも受け入れられるような環境を作ることに努力していきたいと考えています。

最近、犬を飼育している人とそうでない方々との間で、集合住宅でのマナーや公園などでの飼い主さんのモラルが問われる行動が社会問題化しています。このままでは、犬の飼育自体が問われる重大なトラブルが発生する恐れがあります。

そこでOPDESは、犬と人の共生を考慮に入れた
「チームテスト(犬の社会化認定試験)を提案します。

愛犬が人間社会にとけ込めるよう飼い主さん自身が教育し、そのために必要なマナーやモラルを知ることで、飼い主さんと愛犬の地位向上を目指したいと思います。


■チームテスト、オビディエンス規定、審査表■



JKC CD(家庭犬訓練試験)について


< 科目を通しての共通事項 >
・すべての訓練試験・訓練競技科目は、脚側停座に始まって脚側停座に終わるものとする
・指導手は姿勢を正しく保ち、声視符の指導は少ないほど良いものとする
・声視符の乱用や誘導的な指導手の態度は、その程度によって減点される
・出発、折り返し、および出発点に戻った時の一声符は使用できる
・紐付き脚側行進の際、紐の保持は片手とする
・指導手と犬が離れる科目においては、指導手が犬の元に戻る際は、全て犬の左側から後方を通る
・各科目とも復路に移る際に折り返し点では、とどまることなく右回り、または左回りのどちらかで折り返し、出発点に戻ったら右回り、または左回りして、来た方向に向かって止まり、犬を脚側停座させて終わる
・指導手は、指示によりとあるときは、審査官の指示があるまで次の動作をしてはならない

家庭犬訓練試験(初等科)CD1
01.紐付き脚側行進(往復常歩)
02.紐付立休
03.自由選択課目(3課目)
規定2課目の他、選択3課目/計5課目 

家庭犬訓練試験(中等科)CD2
01.紐付き脚側行進  (往路は常歩・復路速歩)
02.紐無し脚側行進  (往路は常歩・復路速歩)
03.停座及び招呼
04.伏臥
05.立休
06.常歩行進中の伏臥
07.常歩行進中の停座
規定7課目の他、自由選択3課目/計10課目

家庭犬訓練試験(高等科)CD3
01.紐付き脚側行進  (往路は常歩・復路速歩)
02.紐無し脚側行進  (往路は常歩・復路速歩)
03.停座及び招呼
04.伏臥
05.立休
06.常歩行進中の伏臥
07.常歩行進中の停座
08.常歩行進中の立休
09.物品持来
10. 遠隔・停座からの伏臥
11. 障害飛越 (片道)
12. 障害飛越 (往復)
13. 据座
14. 休止
規定14課目の他、自由選択6課目/計20課目


家庭犬訓練試験(大学科)CDX
01.紐付き脚側行進  (往路は常歩・復路速歩)
02.紐無し脚側行進  (往路は常歩・復路速歩)
03.停座及び招呼
04.伏臥
05.立休(紐無し)
06.常歩行進中の伏臥
07.速歩行進中の伏臥
08.常歩行進中の停座
09.速歩行進中の停座
10. 常歩行進中の立休
11. 速歩行進中の立休
12. 物品持来
13. 前進
14. 遠隔・伏臥からの立休
15. 遠隔・停座からの伏臥
16. 遠隔・停座からの立休
17. 障害飛越 (片道)
18. 障害飛越 (往復)
19. 据座
20. 休止

規定20課目の他、自由選択10課目/計30課目


警備犬訓練試験T(GD1)ガード・ドック
A 臭覚作業 (1か2のどちらかを選択)

1.足跡追求
2屈折約100歩の指導手の足跡で、終点に物品は物品1個を置き、印跡5分後に10mの紐付きで行なう。
2.物品選択 (自臭)
10m前方の選別台上の指導手の附臭物品を1個、他は同形同質無臭の誘惑物品4個の中から選択し持来させる。3回    実施し、本物品の位置を指導手に知られない様に設置する。
3回成功は25点、2回成功は20点、1回成功は10点、選択能度を5点とする。

B 服従作業
1.紐付き脚側行進 (往路は常歩・復路は速歩)
2.紐無し脚側行進 (往路は常歩・復路は速歩)
3.
停座時立休

4.停座時伏臥
5.据座及び招呼
6.物品持来 (150gのダンベルを5m以上前方に投げる)
7.障害飛越 (高さ60cmの板張り障害の飛越片道)
8.休止 (3分間)
9.銃声確固性 (紐付立休で銃声2発)
10.紐付犬体検査及び一般態度

 
 

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